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研究会・講演会・地方会

研究会・講演会

≪危険選択研究会≫

日時 2026年10月末配信終了
配信場所 会員専用ページ
演題 生物学的製剤—皮膚科治療のパラダイムシフト
講師 藤澤 裕子先生(第一生命保険株式会社 契約医務部 主任医長)
概要

皮膚科は、視診および病理組織学的診断を基盤として発展してきた領域であり、診断学は高度に発達している。一方で、長い間、治療の選択肢は限られていた。
しかし近年、生物学的製剤の登場により状況は大きく変化している。疾患の原因となる分子そのものを標的とする治療が可能となり、皮膚科治療は大きな転換点を迎えつつある。
本講演では、従来の皮膚科治療を概観するとともに、生物学的製剤によりもたらされた皮膚科治療のパラダイムシフトについて概説する。



≪研究講演会≫

期間 2026年11月末配信終了
配信 会員専用ページ
演題 不妊治療・生殖補助医療の現状
講師 片桐 由起子 先生(東邦大学医学部産科婦人科学講座)
概要 少子化の進行が社会的課題となる中、不妊症は決して特殊な疾患ではなく、生殖年齢にあるカップルの約5〜6組に1組が経験する身近な健康問題として認識されるようになった。この約30年で生殖補助医療(Assisted Reproductive Technology: ART)は著しい進歩を遂げ、体外受精や顕微授精によって多くの妊娠・出産が実現している。ARTは、長らく保険適応外の自由診療として提供されてきたが、我が国では2022年4月から不妊治療の保険適用が開始され、生殖医療へのアクセス向上や経済的負担の軽減が期待されている。
一方で、不妊治療として発展した生殖医療技術を、別の目的に利用しようという取り組みがある。それが「がん・生殖医療」である。がん等の化学療法や放射線療法、手術により、妊孕性の低下が危惧される場合に、がん治療に先立ち、がん治療後の妊孕性温存を目的として、精子や卵子、胚や卵巣組織を凍結保存するものである。また、女性の社会進出や晩婚化・晩産化に伴い、高年齢での妊娠希望が増加しているが、加齢による妊孕性低下は、不妊治療を以てしても依然として克服できない重要な課題であることから、いずれ出産したいが今ではないという女性たちが、将来の自分のためにおこなう卵子凍結(社会的卵子凍結)が存在する。これらは不妊治療の保険適用とはことなり、自費診療として行われている。
経済的負担軽減という視点では、各種助成金制度が存在するが、保険制度との関係においては、公的医療保険による保障範囲の拡大に加え、民間医療保険の役割も注目されている。不妊治療や妊孕性温存医療は、疾病治療とライフプラン支援の双方の側面を有しており、従来の保険商品では十分に対応しきれない課題も存在する。さらに、治療成績や医療技術の進歩、社会的ニーズの変化を踏まえた保障のあり方について、医療界と保険業界が連携して検討していくことが求められている。 本講演では、不妊症の現状と生殖医療の現状について概説するとともに、生殖医療の医学的・社会的・倫理的課題について紹介する。


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