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研究会・講演会・地方会

研究会・講演会

≪危険選択研究会≫

日時 平成30年5月10日(木) 15:00~16:30
場所 新国際ビル3階 生命保険協会 大会議室(東京都千代田区丸の内3-4-1)
演題 『ダニ媒介感染症』
講師 教育委員 山本 明男先生 (明治安田生命保険相互会社)
講演要旨 2013年、“重症熱性血小板減少症候群(SFTS)”が国内で初めて確認され、それ以降、西日本を中心として60人/年前後の患者が発生し、致死率は“約20%”に達しており、病原体の媒介者である“マダニ”に対する関心が高まって来ている。 日本産のマダニは2科8属47種が知られており、総ての種が成長や生殖・産卵のために動物から吸血し、ヒトが偶発的に吸血された場合、“病原体”が伝播されて感染症を発症するリスクがある。なお、日本産のマダニのうち、ヒトに咬刺の被害を与えるのは“18~20種”とされている。近年、宅地開発や自然環境の変化等によって、ヒトの生活圏とマダニの生息域が“近接”して来ていることにより、ヒトが偶発的にマダニの咬刺を受ける機会も増加している。
今回の講演では、「ダニ(マダニ類、及びケダニ亜目に属するツツガムシ類)媒介感染症」の演題にて、①“ウィルス感染症”として、上記の“SFTS”の他に、“ダニ媒介性脳炎(TBE)“(→TBEウィルスの中の“極東亜型”による感染症であり、致死率は“20~60%”に達し、本邦では1993年に北海道南西部より初めて報告された。)について、②“リケッチア感染症”では“恙虫病”と“日本紅斑熱”について、③“細菌感染症”では“ライム病”、“回帰熱”及び“野兎病”について、それぞれ疾患概念、病原体、媒介者、病原体保有動物、疫学、感染サイクル、臨床症状、確定診断及び治療等に関する説明を行なう。

≪研究講演会≫

日時 平成30年6月14日(木) 15:00~16:30
場所 日本交通協会 大会議室 (東京都千代田区丸の内3-4-1  新国際ビル9階)
演題 「告知義務違反における「故意又は重大な過失」について」
講師 首都大学東京都市教養学部 講師(保険法)
内山アンダーライティング 主任研究員 長谷川 仁彦 先生
講演要旨 生命保険契約加入時に保険契約者側から告知を求め、その他情報と合わせ危険選択して契約の締結し、健全なる保険集団としている。告知は、保険者もしくは医師が質問した事項につき、その有無を回答するものです。一方、その質問事項につき、事実のことを告げず、あるいは不実のことを告げて生命保険契約に加入する者もいるが、これら契約者が混入すると公平性を欠き保険集団が損なわれる恐れがある。そこで、これら契約を排除することが要請されます。そこで、保険法で保険契約者保護の下いくつかの要件を満たしたものに限り、死亡等の支払事由が生じた後であっても契約解除することができます。その要件としては、例えば、その1が、保険法は保険者が書面にて質問した事項、担当医師が質問した事項について回答する(質問応答義務)としておりますが、保険約款で自ら自分の身体状況につき申告すると規定(自発的申告義務)するものは、保険契約者側に不利益となるので無効である、その二は、契約締結し5年経過したときは解除できない、その三は解除の原因を知った時から1か月を経過したときは解除できない等です。
その中で、質問事項に事実のことを告げず、あるいは不実のことを告げた(客観的要)ことをのみをもって解除することは、保険契約者の保護に欠けるので、告知義務者が「故意又は重大な過失」を要件(主観的要件)としている。保険契約で解除されたもので、ADRや裁判で紛争となる例は、この「故意又は重大な過失」が充たされるか否かを巡ってのものが多い。そこで、「故意又は重大な過失」につき検討したい。

地方会

≪北海道支部≫

日時 平成29年8月4日(金) 17:30~総会 18:00~学術講演会 19:00~懇親会
場所 札幌市中央区北1条西4丁目 札幌グランドホテル東館17階 層雲
演題 「先進医療」
講師 竹村 一徳先生 支部幹事 (住友生命)
講演要旨 1984年に導入された「高度先進医療」は、2006年の健康保険法の一部改正に伴って評価療養の一つである「先進医療」に制度が変わり、現在に至っています。 この先進医療に係る費用は全額自己負担であり、粒子線治療等、高額となりがちです。他方、比較的低廉な保険料負担で付保することができ、先進医療に係る費用を同額まで保障する「先進医療特約」は魅力的な特約のひとつであると考えられます。現在の医療保険制度における先進医療の位置づけと、各社の先進医療特約の特徴等について解説いたします。

≪東北支部≫

日時 平成30年3月2日(金) 午後6時~
場所 秋保温泉「伝承千年の宿 佐勘」
仙台市太白区秋保町湯元
TEL 022-398-2233
演題 「上部消化管疾患に対する内服治療~PPI製剤の役割について~」
講師 杉江内科クリニック 杉江 尚先生

≪東海支部≫

日時 平成29年9月1日(金) 総会 15時~ 講演会17時30分~
場所 日本生命松岡ビル 名古屋市中村区名駅2-45-7
演題 「先進医療」
講師 竹村 一徳先生 支部幹事 (住友生命)
講演要旨 1984年に導入された「高度先進医療」は、2006年の健康保険法の一部改正に伴って評価療養の一つである「先進医療」に制度が変わり、現在に至っています。 この先進医療に係る費用は全額自己負担であり、粒子線治療等、高額となりがちです。他方、比較的低廉な保険料負担で付保することができ、先進医療に係る費用を同額まで保障する「先進医療特約」は魅力的な特約のひとつであると考えられます。現在の医療保険制度における先進医療の位置づけと、各社の先進医療特約の特徴等について解説いたします。

≪関西支部≫

日時 平成30年2月28日(水) 定時総会14:30~15:00 学術講演会15:30~16:50
場所 住友クラブ3階 多目的ホール(大阪市西区江戸堀1-13-10成泉ビルディング)
演題 「膵嚢胞性病変のup to date -検診における膵嚢胞の取扱い-」
講師 公益財団法人 日本生命済生会付属日生病院 消化器内科部長 有坂好史先生
講演要旨 膵臓には種々の嚢胞性病変が発生する.組織学的には嚢胞壁が上皮で内張された真性嚢胞と,炎症に伴う仮性嚢胞(上皮を欠く)に大別される.真性嚢胞は腫瘍性嚢胞と非腫瘍性嚢胞に分類され,腫瘍性嚢胞には漿液性嚢胞腫瘍(SCN: Serous cystic neoplasm),粘液性嚢胞腫瘍(MCN: Mucinous cystic neoplasm),膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN: Intraductal papillary mucinous neoplasm),充実性偽乳頭状腫瘍(SPN: Solid-pseudopapillary neoplasm)がある.これらの嚢胞性腫瘍は稀に悪性化が認められるものの概ねBorderline lesionに位置付けられる.また,非腫瘍性嚢胞は単純性嚢胞(Simple cyst),先天性嚢胞(Congenital cyst),貯留嚢胞(Retention cyst),リンパ上皮嚢胞(LEC: Lymphoepithelial cyst),類皮嚢胞(Dermoid cyst),膵内副脾に発生した類表皮嚢胞(Epidermoid cyst)があるが,いずれも良性である.
一方,検診の腹部超音波検査における膵嚢胞の有所見率は約0.1%とされ,近年の画像診断の進歩に伴い,偶然,無症候性の膵嚢胞が発見される機会も増加している. 上述の様に,膵嚢胞自体は多くがbenign~borderline lesionであることから,実臨床では発見された膵嚢胞の全てに対して病理学的な診断確定がなされているわけではない.しかし,低頻度ながらMCN,IPMN,SPNには悪性例が存在し,また,神経内分泌腫瘍(NET: Neuroendocrine tumor)の嚢胞変性や通常型膵癌(浸潤性膵管癌,PDAC: Pancreatic ductal adenocarcinoma)に伴う貯留嚢胞も膵嚢胞として発見されることがあり,注意が必要である.
さらに,最近の研究で,IPMNは嚢胞自体が悪性でなくても,年率約1%の率で嚢胞と別の部位に通常型膵癌が発生すること,また,膵嚢胞の存在自体が膵癌のハイリスク群であることが報告され,膵癌早期診断の観点から膵嚢胞の取扱いが注目されている.
本講演では,IPMNを含む主な膵嚢胞性病変を概説し,膵嚢胞に遭遇した際の取扱いについて解説したい.

≪中・四国支部≫

日時 平成30年3月2日(金) 総会・学術講演会17:00~
場所 ホテルグランヴィア岡山 (岡山市北区駅元町1-5)
演題 「診査と査定の狭間で」
講師 内山アンダーライティング株式会社
代表取締役社長兼CEO 内山武史先生

≪九州支部≫

日時 平成29年9月27日(水) 15:45~ 総会・学術講演会
場所 明治安田生命 会議室(福岡市中央区天神1-6-8 天神ツインビル8階)
演題 「最近の認知症の知識」
講師 おばた内科クリニック院長 尾畑 十善先生

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