研究会・講演会・地方会
研究会・講演会
≪危険選択研究会≫
日時 | 動画配信中(2024年6月末配信終了) |
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配信場所 | 会員専用ページ |
演題 | 第131回アメリカ保険医学会年次総会参加報告 |
講師 | 渡邊 岳博 先生(トーア再保険 医長) |
概要 |
2023年10月14日より17日まで米国ワシントンD.C.において開催された第131回アメリカ保険医学会年次総会に参加したので報告する。新型コロナウィルス感染症の影響で2020、21年度は本総会も対面形式での開催が見送られていたが、22年度より通常開催となっている。今回の参加総数は約135名で大部分がMedical Directorであったが、アンダーライターやアクチュアリーの出席も多かった。参加者の大部分を占めるアメリカ合衆国、カナダ以外からも10以上の国と地域から参加があった。例年通りの構成であったScientific Programからいくつかのトピックを取り上げる。 |
≪研究講演会≫
日時 | 2024年9月末動画配信終了 |
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配信 | 会員専用ページ |
演題 | 「HPVワクチンと子宮頸がん検診のHPV検査について」 |
講師 | 宮城 悦子 先生(横浜市立大学 医学部 教授) |
概要 | WHOは世界中で15歳までに90%の女性がヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを接種し、70%の女性が35歳と45歳で確実性の高い子宮頸がん検診(HPV検査)を受け、90%の子宮頸部病変を有する女性が適切な治療・ケアを受ける目標を2030年までに達成すれば、2085年から2090年に子宮頸がんはがんの排除(Elimination)の基準とされる女性人口10万人あたり4人以下に達するという目標を公表している。日本は、浸潤子宮頸がん罹患のピークが30歳代後半から40歳代前半にあることで、多くの出産可能年齢の女性が妊孕性を失っており、このことは日本の公衆衛生上の重大な問題である。本講演ではHPVワクチン接種の役割や、最新の接種状況、子宮頸がん排除実現のための日本の課題について、国内外の最新データとともに概説する。 |